« 新年のご挨拶 | トップページ | 「新s」 »

2008年1月14日 (月)

中川恵一先生の「がんのひみつ」

FP社長です~

ライオンズクラブのレオクラブ会員の新年会に出席。

中川恵一先生とお会いしました。
東京大学医学部付属病院 放射線科 准教授、緩和ケア診療部長です。とても素敵な紳士で気さくな先生です。ご一緒に写真も撮ってくださいました。

昨年末『がんのひみつ』という著書を出版されたということで、レオクラブの新年会の冒頭でご紹介され少しお話をしてくださいました。

****10年の間には、2人に1人ががんになる。あなたはがんを知っていますか?いざというときに、あわてないために。****31hwftb7f8l_ss500_1

世界一のがん大国ニッポン、2人に1人が、がんにかかると断言されている。
「がんを知る」ことは、自分と大切な人を守ること。「生き方」を考えること。
クルマ選びも「がん治療」も、自分で考える時代である。がんの治療方針を自分で主体的に考えるべきとクルマ選びにたとえて書かれている。

日本人のための「がんの教科書」とも「がんのポケット参考書」ともいえる本です。大きさが12cm×13cmと どこにでも持ち歩ける大きさです。

日本人の2人に1人が、がんになる時代がくるという・・・まさに国民病。
では、私たちには、その心構えができているでしょうか。

医療や政治は、十分な体制を用意しているでしょうか。まだまだ遅れています。がん対策の後進国である。

そして、日本人の「がん」と「がん治療」がどんどん変化しているのに、私たちはきちんと知識をもっているでしょうか……。結構 誤解されていたりします。

たとえば、がんで亡くなる方たちが激痛で苦しんでいても「医療用の麻薬」の使用量が極端に少ないという現実。放射線治療もまだまだ少ないということ。

たくさんの「ひみつ」を通して、がんと、さらにその底に横たわる「日本人の死生観」・・・・・をくっきり描き出しています。
わかりやすく、最新の知識をコンパクトにまとめられたまったく新しい教科書といえます。

いま、「がんを知る」ことが、「日本を知る」こと「生きることを考えること」につながる様な気がします。

生きるためにはがんと戦うための経済力が必要となります。FPの中には『がん保険』や医療保険を否定したり、「預貯金や医療積み立てをしておけばいいでしょう」というアドバイスをしているFPも見受けられます。

実際どれだけの費用がかかるか。生活費をどこから捻出するのか・・・そこまでは考えていない実務を知らないFPもいます。そのような評論家的FPの言うことがすべてではないことを、受け取るほう(ご相談者)は理解しておいたほうがよいかと思える現実をわかりやすく知ることができる著書でした。

« 新年のご挨拶 | トップページ | 「新s」 »

コメント

この記事へのコメントは終了しました。

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 中川恵一先生の「がんのひみつ」:

« 新年のご挨拶 | トップページ | 「新s」 »