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2009年2月21日 (土)

生き方

三人のちょっと高齢のご夫人がいらっしゃいます。

一人目は、今年80歳。数年前から身の回りを整理し「ケアハウス」という高齢者マンションのようなところに入り、3食は用意され、栄養管理が行き届いた食堂で皆さんとご一緒に。

四季折々の行事や曜日代わりで「・・・教室」や「カラオケ会」が催されている。そんな中で入居当時は、この年になってこんな良いところに住めるなんて極楽・極楽・・・と思われていた。

人間関係構築があまりうまくないこともあり、あの人が嫌い、あの人が悪い、・・・と気が付けば文句ばっかり人の欠点ばかりが目に付くようになり月日が経つうちにたくさんの人たちの中にいても孤独状態に・・・

人との関わりや行事への参加を経つうちに、認知症の兆しが。その認知症のせいで、またまた人間関係が悪化しあっという間に心が壊れ身体が衰弱し介護認定を受けるような状態に。この半年の出来事です。

お二人目のご婦人は・・・やはり今年80歳。若くしてお姑さんとパートナーのご兄弟がたくさんいらっしゃる家に嫁ぎ、お姑さんに遣え義理の兄妹たちに献身的に遣え、それぞれの独立を手伝いお姑さんを看取り気が付けば今・・・

しかし、いつも明るく笑いが絶えない性格。嫌なこと苦しいこと耐えられないこともたくさんあったでしょうに、あまり愚痴は言わない、言ったとしてもさらりと・・・人のことを優先して考えてあげるそんな生き方をされてきてます。とてもお元気で日常生活もご自身で食事の支度からお買い物までご主人様の身の回りのこともきちんとされている。

いろいろな苦労話をお聞きしていても尊敬できるそんなご婦人です。

三人目のご婦人は、85歳。いつもほお紅も口紅もきれいにお化粧をされにこやかにされています。80歳まで現役で美容のお仕事をされていたとのこと。

若いときから不動産投資で資産を築き息子さんご夫婦と同居され、経済的にも第三者的には全く問題がない方です。

お嫁さんにもよく面倒を見てくれるから・・・と感謝されていました。

今も投資に興味をお持ちで銀行で買った投資信託が目減りしてしまって、ご相談を受けたりさせていただきました。

最近、触れ合った3人のご婦人。それぞれが生き方、考え方、ものの受け取り方、心の持ち方でこんなにもゴール間近で見た目も健康状態も違ってくるものなのかしら・・・と

私自身のこれからの生き方、価値観、考え方、コミュニケーションの取り方・・・目に見えない部分においてもいろいろ考えさせていただきました。

映画「おくりびと」がアカデミー賞を受賞して話題が沸騰していますが、

この映画は「死」をテーマにした作品ですが、だれでも死ぬんだから、裏返しの話として「しっかり生きようぜ!!」というメッセージなのでしょうね。

人は誰でもいつか、「おくりびと」「おくられびと」になる。そのときに後悔しないようにこれからの人生をどう生きるか?普遍的なテーマを通してさまざまなことを考えさせられる映画です。・・・以前のブログにも書きましたが。

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