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2010年5月31日 (月)

「FP協会広報センター電話相談スタッフ」修了

日本FP協会の「FP協会広報センター電話相談スタッフ」のお仕事が本日で無事修了、退職の日でした。1年間の契約でしたが、光陰矢のごとく あっという間の日々でした。毎月3日から4日間の勤務。仕事の内容は、全国からかかってくる電話のご相談に答えること。お一人30分くらい。相談の内容は、FP(ファイナンシャルプランナーの仕事にかかわること)で、資産運用、投資信託の選び方、住宅ローンの選択方法、ローンの借換えのこと、保険の見直し、加入の考え方や税金のことなどなど・・・生活の中のお金にかかわることについてすべてと言ってもいいいでしょうね。

予約なしの電話ですから、どんなご相談がくるか楽しみでもありちょっと不安でもあり・・・でしたが、お一人お一人に対して丁寧にお聴きしていきました。資産運用や住宅ローン、保険などお金に対して漠然と抱いている不安を整理し、FPとしての知識が必要な部分はキチンと調べながらお答えしていきました。ただ心のモヤモヤはそれだけですっきりしない方が多いのです。その奥にある本当の不安や心配も聴いてあげること、共感して解決の糸口を一緒に見つけて差し上げることで電話が終わる頃には明るい声に変わって、「電話をして相談できて本当に良かった!!」「これからは前向きに明るく生きていきます」とか「もう少しで金融機関の言われるとおりにするところでしたが、やっぱり考え直します」などなど・・・喜んでいただいたときには私も「FPっていいなあ・・・!」この仕事に携わることができる醍醐味を感じることができる瞬間でした。

私一人では、そのときは一人の人にしか対応できませんが、年間での件数は230件あまりでしょうか。6名のスタッフで平日は交代で対応していますから、昨年1年間で1400件弱の方々が、FPの電話相談を実感していただいたことになります。一人ひとりにFPの良さを・・・草の根活動のように。これからも一人ひとりに丁寧に対応して行きたいと思っています。

         ヒトデの詩

砂浜についての、長く続く銀白の砂浜についてのお話しです。

ある家族が、その砂浜に1日前に着きました。

そして、その夜、恐ろしい嵐がやってきました。

波は、高く、そして、海は荒れていました。

翌朝、何百、何千という夥しい数のヒトデが砂浜に打ち上げられていました。

朝早く、小さな少年が、砂浜にやってきました。

少年は、あたりを見回し、しゃがみ込むと、ヒトデを拾い、

それを海にポーンと投げ返しました。

少年は、2,3歩 歩くと、ヒトデを拾い上げ、

そして、また海にポーンと投げ返しました。

一人の老人が、この小さな少年をしばらくじっと見ていました。

老人は、彼の肩を叩き、そして、言いました。

「坊や、どうしてこんなことをしているんだ。ヒトデは、何百何千もあるんだよ。

坊やは、ヒトデを全て投げ返すことなんて決してできっこないんだよ。

どうして、わざわざこんなことをする必要があるのだい?」

その小さな少年はしばらく口をつぐんでいましたが、

再び、少年は、あたりを見回し、しゃがみ込むと、ヒトデを拾い、

それを海にポーンと投げ返しました。

少年は、2,3歩 歩くと、ヒトデを拾い上げ、

そして、また海にポーンと投げ返しました。

そして、また、ヒトデを拾い上げ、海にポーンと投げ返しました。

その老人は、しばらく少年をじっと見ていました。

老人は、たまりかねたように少年の肩を叩き、そして、こう言いました。

「こんなこと絶望的じゃないか。なぜ、坊やは、こんなことをし続けるんだい? 

この世界にいったいどんな違いが起こるというのだい?」

小さな少年はまた別のヒトデを拾い上げ、

そして海にポーンと投げ返しました。

小さな少年は、ヒトデを拾い上げ、ヒトデをじっと見て、

そして、海にポーンと投げ返しました。

少年は老人を見ると、微笑み、そして、こうつぶやきました。

「僕たちにとって違いがなくても、きっとあのヒトデにとっては大きな違いがあるんだ。」


そうです。学んだこと全てをそっくり持ち帰りましょう。

私は、私たちが世界を変えられるかどうかは分かりません。

私は、私たちが互いに存在し、そして自分自身も存在していることを知っています。

そして、あなた方が存在するいかなる一瞬でも私にとっては一つの星の瞬きの様に思えます。

それは、きっと違いを作り出しています。 

その違いに注意を向けていきましょう。

また、再び、学びの機会にお互い出会う時までさようなら。

FPとしても一人ひとりの方に対応していくわけですが、まさにこのヒトデの詩のように一人の人にとっては大きな違いに感じていただければ私たちの仕事は役に立っていると思います。

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