« 社長が「ツライ」とひとこと・・・ | トップページ | 岡田ジャパンから学ぶこと »

2010年6月29日 (火)

DCプランナーの講師研修

本日はDC(確定拠出年金)プランナーの講師継続研修でした。ある証券会社の依頼です。

リーマンショック以後、講師の依頼が減っていたのですが、少し持ち直してきたこともあり、錆びさせないために講習の依頼がありました。

いつもは、「生命保険のセカンドオピニオン」の相談を受けてるのに、DC(確定拠出年金)プランナーって何?と思われるかしら・・・FPとしてのもう一つのポケットといったらいいのでしょうか・・・

税制適格退職年金制度と言う制度がありましてね、それをを導入している会社は、平成24年3月末日までに税制上の優遇措置のある他の制度に移行するなどの対応をしなければならないことに平成14年に決まっていたのですね。

では、税制適格退職年金制度とは何?ということになりますが、新企業年金保険ともいわれている保険商品のことで、退職年金または退職一時金の支給を目的とした積立保険のうち、要件を全て満たす保険契約について、国税庁の承認を受けたものを税制適格退職年金制度というのですね。
生命保険会社などが承認を受けた商品を提供していたのです。
税制適格退職年金制度を導入すれば、企業が拠出する掛金の全額が損金算入できるという税制優遇措置を受けられるため、昭和37年の税制改正後、中小企業を中心に普及してきていました。  

ただ、その後バブルの崩壊を受け、適格退職年金の積立不足が問題にってきました。運用がうまくいかなくなり当初の予定通りの利回りが期待できなくなったからです。

平成14年4月以降、新企業年金としての確定給付企業年金法が施行されたことに伴い、適格退職年金の新規契約はできなくなったのです。
 
そして、それ以前に締結された適格退職年金は、平成24年3月末日をもって税制上は非適格扱いとなり、掛金の損金算入等の税制上の優遇措置は受けられなくなることが決まっていたんですね。

適格退職年金の貯まっている資産を非課税のままで平成24年3月末までは、企業年金に移行できることとされていますが、適格退職年金の移行先としては、主に確定給付企業年金確定拠出年金があるんですね。

その「確定拠出年金」401K年金ともいわれるのですが、その制度に移行した企業の社員さんたちに投資教育をすることが、努力義務とされているのです。 つまり企業から決まったお金(非課税扱い)を拠出してもらってそのお金は自分で運用して将来の退職金を作っていくのですよってことになっているのです。

貯蓄から投資へ・・・なんてコマーシャルでも盛んに言われていましたが、生命保険に加入している方は90%を超えているのに「投資」をしている方は、まだそれほどでもない。個人投資家の人口が増えてきたところにサブプライムローンやリーマンショックなどがあり、自分とは関係の無い海外のことで株価や投資信託の基準価額が暴落downwardright 資産を減らした方々が多くいらっしゃいました。そんなご相談もたくさん受けていましたが。 

そうは言っても「確定拠出年金制度」は、退職時の60歳まで運用をしていかなければ途中でお金を受け取ることが原則できない制度なんです。その初歩の初歩の説明を私たちDCプランナーの資格を持ったFPが、社員さんたちに投資教育としてお手伝いさせていただくということになっているのです。

そのような投資教育の講師もさせていただいています。「生命保険のセカンドオピニオン」だけではないんですね。

午前の部と午後の部がありお昼は海鮮丼をご馳走になって丸一日の研修となりました。shineshine   

そうそう確定拠出の掛金は次の通りです

平成21年度税制改正大綱において、以下の2点が認められました。

(1)企業型確定拠出年金における個人拠出(いわゆるマッチング拠出)の掛金は、その全額を所得控除の対象とする。

(2) 確定拠出年金の拠出限度額について、次のとおり引き上げる。(平成22年1月より施行)

(1)企業型 (現行) (改正案)
イ 他の企業年金がない場合   月額4.6万円     月額 5.1万円
ロ 他の企業年金がある場合   月額2.3万円     月額 2.55万円
(2)個人型
・ 企業年金がない場合 月額1.8万円     月額 2.3万円
                                       

« 社長が「ツライ」とひとこと・・・ | トップページ | 岡田ジャパンから学ぶこと »

コメント

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/26442/35598418

この記事へのトラックバック一覧です: DCプランナーの講師研修:

« 社長が「ツライ」とひとこと・・・ | トップページ | 岡田ジャパンから学ぶこと »