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2010年11月30日 (火)

市民後見人養成<Ⅳ>

私、結構人気です。高齢者の方々に(笑)・・・

後見人養成の体験活動も残すところ2日10時間。

「いつまで来れるの?」「今週の木曜と土曜日で終わりなんですよ」

「もう会えなくなっちゃうんだ・・・」「淋しいな・・・」と言ってくださる方。

ず・・・とお話を(愚痴のような内容ですが)聴いて差し上げていると「私ばかり川島さんを独り占めしちゃいけないね。ありがとう」とおっしゃってくださる方。

若くして脳卒中などのお病気でお身体の自由が効かなくなり、介護支援を受けていらっしゃる方も僅かですがいらっしゃいます。3~4年も辛いリハビリに耐えてなんとかここまで歩けるようになったとか、話ができるようになったとか・・・辛かった心中を吐露されたりします。

保険のセカンドオピニオン、保険を専門とするFPとしては、三大疾病保険に加入されていたのかしら?とか・・・やはり必要な保険だわ・・・とか心の中で思ったりしています。

午前中は、35名中25名くらいの方々がお風呂に入れてもらっています。スタッフの方々が交替で半袖・短パン姿でテキパキと入浴の介助をされています。

2010112509130001_3転ばせないように、気持ちよく楽しく・・・を心掛けていらっしゃるそうです。確かにお風呂に入るのが楽しみなの・・・とおっしゃっている方がほとんどです。

ご自宅では一人で入浴されたりするのが危険なのでしょうね。お風呂あがりの方の髪の毛をドライヤーで乾かしてあげるお手伝いは、私たち後見人体験活動の一環としてOKなのです。

11時半からは、体操が始まります。「エンゲ体操」といって昼食の喉の通りをよくするための体操。

あっという間に9時からの午前中の時間が過ぎてしまいます。 昼食のお盆セットを運び終えてからの1時間は、お昼休み時間です。でも・・・私の本業があるので事務所に戻りメールをチェックしたり電話の返信をしたり・・・休まりません(笑)

幸い事務所まで自転車で5分くらいの介護サービスの施設なので本当に助かっています。

2010年11月29日 (月)

市民後見人養成<Ⅲ>

デイサービスにいらしている方々は、要支援Ⅰ~要介護5まで様々です。

要介護度が4や5だからといって何も分からないわけではありません。

女学校時代に学ばれた簡単な英語のスペルの文字を80歳過ぎてもスラスラと読まれる方。

私がきちっとお化粧をしていくので「肌が綺麗ね、キレイね」と褒めて下さる方。「〇〇さんのお肌も綺麗ですね!」と話すと「女性はいくつになっても女を捨ててはいけないわよねぇ」・・・と。

真珠の大粒のピアスをご覧になって、どこの真珠?宇和島かしら・・・?と仰る方。

2010112509130001_2 水色とピンクのかわいいシュシュで後ろで髪の毛を束ねていると「可愛いわね~」「こういうところでは、そんな可愛いのもいいわね」と仰る方。

私は敢えて明るい装いを心がけたのですが・・・女性は、いくつになっても綺麗なものカワイイものに興味があるものなんだわ!!と改めて認識しました。

何回も顔を合わせるようになってくると「アイコンタクト」だけでも通じるようになり、皆さん笑顔で受け入れてくださいます。

「身体に気をつけてね・・・」とか「無理しないでね・・・」とか反対にいたわっていただいたりして心の交流が感じられるようにもなってきました。

2010年11月25日 (木)

市民後見人プロジェクト<Ⅱ>

私は、東京大学-筑波大学共同開催の「市民後見人養成プロジェクト」の第3期に今年の3月から参加しています。

文部科学省「社会人の学び直し」委託事業の一環として、助成金をいただいての事業です。

年間125時間の講義や体験活動と、議員さんへのヒアリングや銀行・郵便局などの公共施設や後見人を必要とする現場を実地に調査するというプロジェクトです。

この市民後見人プロジェクトも佳境に入り、東京大学からの依頼によりメディカジャパンさんのご厚意により後見人のプロジェクトのカリキュラムにあるグループホームでの体験活動をさせていただいています。

メディカジャパンは、デイサービス、ショートステイ、グループホーム、高齢者住宅、有料老人ホームなど、介護を必要とする方々の施設をを全国展開しています。

その中でも「デイサービス」の施設で1日5時間、9日間計45時間の体験活動です。

何をするの?・・・介護のお手伝い・・・ではありません! 

ご利用者様(そよ風では、こうおよびしていますが)とのコミュニケーションをたっぷり取り、その中から被後見人になっていただけそうな方を選び「後見人のシュミレーション」を作るというものです。

デイサービスに通っていらっしゃる方々の年齢は、だいたい75歳から100歳までの方々。

1日に35名くらい。男性が約5~6人、他は女性が圧倒的に多いですね。

初対面の高齢者の方々に接しいろいろなお話をお聞きします。出身地やお若い頃のお仕事・・・お子さんたちお孫さんたちのこと。ご趣味などなど

施設の職員の方々は明るく楽しきそうに接していらっしゃるのですが、一人ひとりとゆっくりお話をする暇がなかなかないのが現状。

そんな中でゆっくりと昔のお仕事で活躍されたお話、お子さんのこと(たいていは有名大学に入って・・・とか、お孫さんが有名大とかが多い)を聞いて差し上げる。

昔のことはよく覚えているものなんですね。10分くらいの会話のなかに何回も同じフレーズが出てきて、余程そのことが嬉しかったり楽しかったり・・・心の中では大切な宝物なのでしょうね。

デイサービスの時間割がキッチリ決まっています。朝は3~4グループに別れて通所。その度に玄関に迎えて「おはようございます」の挨拶から始まります。

車椅子の方、杖をついて職員の方に手を添えてもらってゆっくり入っていらっしゃる方。

2010112509130001両手を職員の肩につかまり赤ちゃんでいえば「歩よ、歩よ」のようにされている方。

中に入り「うがい」「手洗い」をしっかり。決められた席につきまずはお茶を一杯。

ホッとしていらっしゃるところで世間話などをしながらコミュニケーションを取らせてもらいます。

人は、話を聴いてもらうのって結構嬉しいものなんですよね。皆さんよくお話をしてくださいます。笑顔でず~と聴いているとドンドン仲良くなれます。

私は、目立つように赤いエプロンをして名前は忘れても「あっ、いつもの人」とわかってもらえるように、エプロンの胸には名札をつけました。

お話するときは、腰をかがめて目線を同じくして手を握ったり肩に触ったりスキンシップを心がけ「心の窓」をできるだけオープンにしていただくように心がけながら・・・

2010年11月 1日 (月)

いよいよ11月

いよいよ11月ですね。あと2ヶ月あります。2010年を心残りのない年にするためにできることを精一杯やっていきたいと思いますね。

東京大学と筑波大学のの「市民後見人養成プロジェクト」の講座も大詰めにはいりました。 11月5日から体験活動に入ります。近くの「認知症の方の対応型通所介護事業所」へ体験活動として入らせていただきます。

介護のお手伝いをするのではなく、利用されている方々とのコミュニケーションをとること。ご本人のそばに付き添ってお話をして、見守って差し上げること。お一人お一人と会話をしていき、どなたかお一人の「後見プランのシミュレーションをすること」がゴールです。

「後見プランのシミュレーション」をするには、その方が考えていらっしゃることをお聴きし、これから先の人生でどのようなことを希望されているのか、そのためには後見人としてどう対処して差し上げれば、最後まで人間としての尊厳を大切に全うできるのか・・・

後見人として被後見人の方の人生(歴史)、価値観、性格、家族関係等をお聴きしていくことになります。

そのためのコミュニケーション能力や観察力、地域の様々な情報を集め、地域のサービスを駆使できるようになることが必要です。

被後見人の方が将来にわたって、幸せに地域で生き続けることのお手伝いをするための訓練として体験させていただのです。

正直、不安も一杯ありますが、このような体験はなかなかできないこと。介護現場の職員の方々のお仕事も目の当たりに拝見できることにもなります。

昨年亡くなった母を介護してくださっていた看護師の方々にも本当に感謝の思いで一杯でした。母の時には役立たなかったのですが、人生にムダはありません。45時間の体験活動を頑張ってみようと思っています。

2、3日前のニュースで身内が高齢者(親)に「経済虐待」をしている。ということが報道されていました。親の年金を息子が口座から降ろして使っている。10人に1人くらいの割合で「経済虐待」がおきているとのこと。後見人がいると違ってくるのかもしれませんね。

この体験活動の内容は、またブログにてご案内できると思います。

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