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2011年4月 1日 (金)

災害割増保険金の支払いについて

テレビの広告や日経新聞で「災害保険金は全額お支払いします。詳しくは各保険会社にお問い合わせください・・・」と呼びかけています。

どういうことかというと・・・

生命保険の約款上には地震・噴火・津波等による死亡の場合、災害死亡保険金や入院給付金が削減される場合や支払わない場合があると規定されています。でも

今回の地震による死亡では、災害割り増し保険金を支払いますということです。

そもそも「災害割増特約」というのは、終身保険とか定期保険などの主契約の保険に特約として付加するもので、不慮の事故または感染症によって死亡または所定の高度障害状態になった場合に保険金を支払うという特約です。
(注:「傷害特約」もほぼ同様の特約です。災害割増とダブルで付加している場合両方とも支払われます)

たとえば終身保険1000万円に災害割増特約を1500万円(MAX)付加した場合、病気で死亡したら1000万円の保険金が支払われますが、不慮の事故で
死亡した場合は2500万円の保険金が支払われます。保険金が1500万円上乗せされることになります。

保険料で考えてみますと、30歳の男性が1,000万円の終身保険に加入したとすると1,000万円(65歳払い・終身保障)の保険料は、13,810円(カタカナ生保)です。それに災害割増を特約で1500万円付加する場合、プラス720円でOK。

14,530円の保険料で、今回のような地震で(事故)でなくなった場合には2500万円の保険金が支払われることになります。

事故による死亡の確率はかなり低くなってきているのですが、保険のプランニングによっては、いろいろな設計ができますね。

ただ・・・

生命保険金は契約者や受取人などから「請求」されないと支払いができません。
銀行の預金なども引き出しの請求があって初めてお金が支払われます。
家族・親戚・地域住民などが一度に災害にあってしまった今回の地震では、保険金を請求する人そのものが不在、どのような保険に加入していたかがわかる人がいないという状況になります。
「災害割増保険金を支払います」といっても、請求されなければ支払う事ができずせっかくの保険金が役に立たなくて終わってしまいます。

現在ご加入の保険がどのような内容になっているか、この機会にしっかりと見直しておかれると良いですね。

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