2011年2月27日 (日)

「英国王のスピーチ」を観てきました

「英国王のスピーチ」を観てきました。Photo ソーシャルネットワークとどちらにしようか…と悩んだのですが。

英国民に愛された、英国史上最も内気なジョージ6世の実話を映画化されたもの。スピーチの苦手な国王が、感動的なスピーチができるようになるまでの感動的なお話です。

元英国女王エリザベス2生の父にあたるのがジョージ6世。(コリン・ファース)

スピーチ矯正専門家ライオネルと主人公ジョージ6世の人と人との信頼関係、2人の真の友情が、吃音症でコンプレックスだらけのシャイな国王を変えたのです。

王室に生まれるプレッシャーなどは、私たちには実感のしようもないことですが、いつも国民の目にさらされ、規範となるべき人間であれと命じられる苦労が想像できますね。

左ききやX脚を無理やり矯正され、兄の乳母から虐待されていた幼年期が吃音症の原因。

「話す=コミュニケーション」のコアとなるものは、やはり心の部分における繋がりでしょう。

権威あるドクターにいくら治療を期待しても、うわべのテクニックだけでは解決しなかった、

ライオネルと王の「心を通わせる」ということが、王の心を解放して信頼を築いていく様子が絶妙にうまく表現されていました。

最後のスピーチの場面は、ナチスドイツと開戦の時代背景と合わせて、、不器用に、でも力強く、愛と威厳を持って国民に語りかけるジョージ6世の真摯な言葉は、ベートーベンの交響曲の荘厳なメロディーにのって、感動の頂点へと導いていきハラハラどきどきの圧巻でした。

幼少期のトラウマとも言えることが、上流社会の育ちであっても異常なまでのコンプレックスになり得ること。それを解決していくために、今で言えばコーチングとカウンセリングを駆使。そして何よりも相手(国王)を家族のような愛情を持って受け止めていくことにより、吃音症を克服することができたのではないかと思いました。

映画っていいものですね。heart04

2008年10月26日 (日)

ブロードウェイ♪ブロードウェイ♪

FP社長です~ 

朝から新宿で北里大の男の子とデート!イエ、ご相談を受ける。大学のこと、勉強のこと、将来のことなどなど1時間くらいお話しました。

その後、最近はまっている新宿ピカデリーへ。出かける間際に上映時間をチェック。PCからネットで座席まで予約。便利なものです。

「ブロードウェイ♪ブロードウェイ♪」~コーラスラインにかける夢~を鑑賞する。

1975年に初演の幕を開けてから1990年までロングランされ、2006年からは再演版がブロードウェイで幕を開けてこれも大ヒットしているミュージカル『コーラスライン』。

この映画はその大ヒットミュージカルがいかにして生み出されたのかを、1970年代当時の貴重な映像資料、脚本の元になった録音テープ、関係者の証言などでたどりつつ、2006年再演版を作るための8ヶ月にわたる過酷なオーディションを追い掛けていくというドキュメンタリー映画。

『コーラスライン』という作品自体が、そもそもブロードウェイのオーディションを受けるダンサーたちがオーディションを勝ち抜こうとしのぎを削る一人一人のパフォーマーたちの感動の姿を表現した話なのです。

この映画はそのメイキングとして、本物のダンサーたちのブロードウェイに立つという“夢”を胸にその様子をつぶさに追い続けて実写で記録していくものでした。最初はドキュメンタリーかしら(ガッカリ)・・・と思ったのですが、これは面白かったし、じつに感動的な映画になっているのです。

『コーラスライン』という作品を通して、30年前のダンサーたちと、現代のダンサーたちがひとつに結び合うまでのオーディション風景をリアルに追いかけているところが面白いしあまりない設定。

ドキュメンタリー映画で、久しぶりに涙が出ました。青春映画としても最高。3000人の応募によるオーディションに落ちてもダンサーの道は続くし毎日レッスンの連続であることは変わらないダンサーたち。人生が変わる光と影の瞬間が感動的。

そんな様子も映し出しながらオーディションにひとずつ受かっていくダンサーの姿も追う。最後の最後まで気が抜けないし、どんどん絞られていく中で「やっぱりぴったりのダンサーが選ばれていく」さすが~と感じるものがありました。夢を真剣に追いかけるということはこんなものなんだ~(大変なんだよ~)それでもすぐに実現するのは19名のダンサーだけ。そんな真剣なダンサーたちを見ていると最後は本当にハッピーな気持ちになれる。観ると元気になる。そんな映画でした

YUKAという小柄でキュートな日本人の女の子。最終選考無二の親友と一騎打ちになって選ばれていたのですが。まさに「147.3cmで私の身長は止まってしまった」という役柄にピッタリのYUKA。8ヶ月の間に著しく成長していく様子が伝わってきて好感が持てました。

とってもお薦めです。ピカデリーの回し者ではありません。(笑)

2007年2月11日 (日)

「幸せのちから」

FP社長です~ 

今年の目標のひとつに「芸術にふれること」「映画をみること」としていますが、今年2本目の映画「幸せのちから」を観て来ました。

「全財産21ドルから立ち上がった父子の、実話に基づいた感動作」とチラシのコピーが謳っているようにクリス・ガードナーという人の実話に基づいたサクセスストーリーです。

1980年代のサンフランシスコでホームレスから億万長者へ・・・そんな夢のような人生を本当に実現させた男がいた。その名はクリス・ガードナー。アメリカンドリーム実在の人物、そのクリス・ガードナーの半生を基に描いた感動作でした。

ウィル・スミスが人生の最も困難な時期を愛する息子とともに切り抜けた主人公を熱演。オーディションで選ばれたクリスの息子役は、スミスの実の息子であるジェイデン・クリストファー・サイア・スミス。キュートでけなげな姿。胸を締め付けられる思いをしながら見ていました。

息子を想う父の愛情。息子を守ろうとする想いこそが、成功への原動力となっているのでしょう。そんな父親をウィル・スミスが真摯なみごとな演技で表現。
成功までの道のりは、苦労・苦労・苦労の連続です。

81年、サンフランシスコ。5歳の息子クリストファーを何より大切に思うクリス・ガードナーは、骨密度を測る新型医療機器を病院に売り込む日々。しかし大量に買い込んだ機器は、値段も高く不況のために売れず、税金も滞納、家賃も払えないあげくは奥さんに出て行かれてしまいシングルファーザーに。

そんなある日、赤い高級車から降りた羽振りのいい男性にクリスは尋ねるのです。
「仕事は何をどうすればそんなふうになれるんですか」

その人は株の仲買人でした。

「数字に強く、人の扱いがうまく出来れば誰でもなれるさ」

成功の秘訣を尋ねたことをきっかけに、証券会社の養成コースに通うことを決意する。受講者に選ばれるように、クリスは人事課長のトゥイッスルへ自己アピール。

一流証券会社のインターン。研修終了時に仕事と明るい未来が手に入るかもしれないと期待して、半年間の無給生活に。

しかし、収入源がなくなったため、クリス親子はアパートを立ち退くことになり、施設・バス・ターミナル・夜のトイレだろうが、ひと晩夜露をしのげる場所ならどこででも寝る暮らしを余儀なくされる。それでもクリスは、息子が寄せる愛と信頼をバネに、困難を次々と乗り越え、よき父親としての務めを果たし続けるのです。彼の父性愛はすばらしい。

「お金がない!ということはなんと残酷、つらいことでしょう!!」
家賃を滞納する代わりに家のペンキを塗らなければならなくなり、そんな折突然、駐車違反の罰金を払ってないから刑務所に一日入らなければならず、翌朝には大切な証券会社での面接です。開放されても時間がないのでそのラフなペンキ姿のまま刑務所から面接会場まで猛ダーッシュ!!(クリスは映画の中でいつも走っています。走る・走る、本当によく走っています。)

面接試験では、ユーモアで面接官を笑わせ(ここは必見)、見事合格してしまうという荒業を成し遂げます。

また研修生としての半年の無給期間、骨密度を測る医療機器を息子を連れて休みの日に売りに出かけ、せっかく機械が売れてお金ができても、前の滞納の税金のために預金からお金を国か州から強制的に引き出され、またも家賃が払えず、家を追い出される羽目に。

教会の一日限りの宿を頼って時間になると少し早めに会社を飛び出しては並び、それにあぶれると駅などでホームレスをするという半年。ずっと5歳の子供を連れてのことです。

売り物の医療機器も盗まれたり、駅のホームに置いていかねばならず人に持っていかれたり。散々の日々。
これでもか・・・というふうに、幸運の女神にみはなされすべてを失いかけていくクリス。逆境にあっても前向きな姿勢やユーモアのセンスを失わない気取りのない人物クリス。(好感が持てますし、学ぶところ)

一度は社会から落ちこぼれ底辺を経験しながらも自分の努力で道を切り開いていく姿を見ていると、身につまされそうになります。しかし「やればできるんだ」・・・という忘れられそうになっている気持ちを呼び起こしてくれた気がしました。

ところどころでのクリスのセリフ。

「やるだけ無駄なんて、絶対あきらめるな」
「欲しけりゃ、取りに行け」(Go to taking hope!!)
冒頭の 「幸せって追求するだけのものか」「なぜ 得られないのか」
「Are You Happy?」・・・が心に残ります。

そして、タイトルの「幸せのちから」でしたら Power of happinessですが 
The Pursuit of  Happyness  (happinessでないのがみそなようです)となっています。

本来の意味は「幸せの追求」なンですね。考えさせられるところです。

DVDかテレビのロードショーで放映されるなら、もう一度丁寧に見てみたい映画です。

子育て中の親御さんも、ぜひご覧になって父性愛、母性愛を再認識されることもよいかと思いました。(私の子育て中に見たかったとも言えます)

FP業務ならびに「保険・年金・ライフプランニング」等、
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2006年8月29日 (火)

UDON

FP社長です~

「あなたにとっての ソウルフードは何ですか?」

おにぎり?味噌汁?カレーライス?ラーメン?……
誰もがひとつ持っている、お腹も心も満たされる食べ物=Tamatoro_0025_2ソウル・フード。
主人公はそんな「ソウル・フード=UDON」と出会いました。

この映画を見た後は、ず~と以前から私の「ソウルフード=うどん」と思えてしまう。そしてうどん屋さんへ足が向いてしまいました。(笑)

香川の小さなうどん屋に生まれた香助(ユースケ・サンタマリア)。

コメディアンになる夢のため、父親と喧嘩したあげく「ここには夢なんかねぇ、ただうどんがあるだけだ!」との捨てゼリフを残して故郷を飛び出したが、笑いの世界は厳しく、出戻るハメに。

頑固な父親は息子と口をきこうともしない。ある日、タウン情報誌に勤める恭子(小西真奈美)と山中で道に迷い、山奥の一軒の民家に辿りつく。

ドアを開けるとおばちゃんが「熱々? 冷や冷や?」。そこはこの上なくうまい1杯の”恐るべきさぬきうどん屋”だったのです。以来、香助は地元紙にうどん巡礼のコラムを書き出す…。

頑固な父親の営む「松井製麺所」もタウン誌に紹介されました。

三日間ほったらかしたゲソ揚げを しょう油で煮詰めたかのような親父が名物。機嫌が悪いときは追い出されるので要注意と。(笑)

記事は話題となり、いつしか日本全体を巻き込んだうどんブームが到来する。さぬきうどんの聖地、香川県に日本中からUDONを食べに人々が押しかけてくる。ブームはお祭り。いつかは終わりが・・・

うどんは、温かくて、白くて、長くて、柔らかくて、芯が強い不思議な食べ物。おなかに入ると本当にあったかくておいしくて幸せな気分になります。

香助のお姉さん役の鈴木京香さんが「日本のお姉さん」って感じをみごとに醸し出していました。「うどん」と共通するところもあるような気がしました。

Sanuki_0022_2 地元の方に聞きました。MYどんぶりに、MYお箸を持ってうどんを食べに行くそうです。うそのようなホントの話。東京の学校へ行っていた大学生のお子さんたちが帰ってくると、朝・昼・夜と3食うどん。それが3日間くらい続くということです。まさにソウルフード。

香川県の人口は約100万人。うどんやさんが900軒。東京都の人口は約1200万人。マクドナルドが500軒だそうです。うどんやさんがいかに浸透しているか納得できましたね。

ちょうど四国に仕事で来ていますときに、映画『UDON』が公開されていましたので見てきました。とにかく面白い。そして鑑賞後は「さぬきうどん」のお店に飛び込んでいました。(笑)

釜玉うどんおすすめです。釜揚げしたうどんを生卵でからめ、生醤油をかけねぎをたっぷりのせるだけ。これが絶品。Kamatama_0023_2

母親として我が家のソウルフードを子供たちに伝承しておかなければ・・・という違った一面も考えましたね。

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2006年8月26日 (土)

「絆」

FP社長です~ 

Cu20060823b1 今年も24時間テレビが始まりました。恒例のチャリティマラソンランナーにアンガールズが挑戦。「史上最弱ランナー」と言われていますが果たして期待を裏切り?みごとゴールなるのでしょうか。。。

今回は番組テーマの「絆」にちなみ、アンガールズは二人一緒にスタートをきり、武道館まで100キロを目指す。

今年のテーマの「キズナ」について。「絆」とはお金で買えない「信頼」。心と心の繋がり・・・どんな絆を思いますか?

私たちはさまざまな人との繋がりによって生きています。
親子のキズナ、友とのキズナ、夫婦のキズナ、師弟のキズナ、お客様とのキズナ、仕事のパートナーとしてのキズナ・・・

生まれ持った必然的な絆から、ふとした偶然の出会いから深くなったかけがえのない絆など、その形はさまざま。

人生は人と人との「綾模様」。そう、さまざまな「絆」を紡いでいくことにより人生が膨らんでいくのではないでしょうか?人生の紡ぎ方もいろいろ。薄かったり、絡まったり、ボロボロだったり、紆余曲折があり美しく強い絆を紡ぐことができるのではないかしら。

絆とはもともと牛や馬を逃れられないようにしばっておく、絆し(ほだし)という言葉が語源だそうです。「絆~キズナ~」とはそれくらい強いつながりのことなんですね。
逃れようにも逃げられない強固な関係というのがもともとの意味とのこと。

KAT-TUNの田中聖クンと200万人に1人というFOPという難病少年との絆

全身の筋肉が骨になってしまうFOPという難病と闘う小学生の男の子。少しでも動けるうちに、やってみたい事にどんどんチャレンジしたい。そんな前向きなショウヤ君と、見守る家族の絆を田中聖クンがリポート。

「夢の水泳5メートルに挑戦」だったのが、思うように動かない身体をものともせず必死に挑戦した結果15メートル達成。ビート版なしでも10メートルも達成。

平原綾香と2本指の少女が奇跡のピアノコラボで   Jupiterを!

2本指のピアニスト。韓国人のイ・ヒアさんは、生まれつき両手に2本ずつ計4本しか指がないという先天性四肢障害。幼少時代からピアノを始め、1日10時間にも及ぶ練習の結果、今では難しいクラシックも弾けるようになった。母と子はピアノを通じて強い絆を築いたのです。

そんな彼女が大ファンである平原綾香と、名曲『Jupiter』のコラボレーションに挑戦!奇跡の天才ピアニストとトップアーティスト、そして史上初となる国境をまたいだ夢の共演が実現する。

「Everyday I listen to My Heart ひとりじゃない・・・深い胸の奥でつながっている~」

番組のスタートから、さまざまな絆のアピール。それも普段はあまり知ることがないような難病と戦っている方々と家族の絆のリポート。

私の仕事柄もあり瞳がウルウル・・・の連続。
健康が当たり前という前提で過ごしている日常。「自分は、病気をしない。事故にも合わない。死ぬこともない。」そんな幻想のようなことを考えている人が多いこと。かく言う私も・・・
リスクときちんと向き合った保障のプランニングをしなければと、改めて感じながらの今年の24時間テレビの始まりでした。

この機会に「絆」についてじっくり夫婦で、親子で、身近な人と考えてみる2日間とするのもよいのではないでしょうか。

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2006年8月 4日 (金)

不撓不屈

FP社長です~ 

久しぶりに映画をみてきました。「ゲド戦記」とか「日本沈没」も見たかったのですが
「不撓不屈」を見てきました。 何それ?・・・と思う人もいるかもしれませんね。

「ふとうふくつ」と言う言葉は、最近では余り使われなくなった単語でし410130322309_pe00_ou09_scmzzzzzzz_1 ょうか。
「不撓不屈の精神で頑張ります」と言うように、どんな困難に遭ってもひるまずに頑張ること・・・イマドキの若者にはダサイと言われるような言葉かもしれません。

しかし、日本人にこんなにすばらしい人が最近までいらっしゃったんだという感慨がありましたね。

この映画の原作は、ベストセラーとなった経済小説の旗手、高杉良氏の『不撓不屈』(新潮社)です。主演を務めるのは、NHK大河ドラマ「徳川家康」等でおなじみの滝田栄氏。

一税理士と国税庁が日本経済史上、希有の死闘を繰り広げた「飯塚事件」の実話に基づいています。「飯塚事件」は国家権力と一税理士との前代未聞の闘争劇となりました。故飯塚税理士は、国家権力に屈することなく、信じ難いような不撓不屈の精神で闘いぬき、ついに完全勝利するに至ったというものです。

国家権力との戦いを描いただけではなく、国家愛、人間愛、家族愛の大切さを問いかけている映画だと感じました。

国税当局が、関与法人への執拗なまでの税務調査や追及で弾圧し飯塚税理士をおとしめようとした原因は、「別段賞与」を決算時に損金勘定で未払金として計上して会社が従業員から利息を払って借入れる形をとり、運転資金として運用する。

この節税指南を脱税幇助と言って逮捕しようとする国税局と真っ向から戦ったというものです。

ノイローゼになることもなく、途中で投げ出すこともなく、正面から戦いぬいた飯塚氏の有り様を「不撓不屈」と称したようです。

その「不撓不屈」の精神や飯塚税理士の人格形成に影響を与えたのは、坐禅の力、植木義雄老師との交流、それから、貧しい環境の中で強く温かく育て上げられた、ご両親との関係なんでしょうね。

お父さんは「弱いお前の体を鍛え直さなければならない」と、毎朝4時に起床して一緒に山野や川岸を歩いたり、お父さんの職業の布団やを継ぐように言われたとき、お母さんからは「私が三度の食事を二度に切り詰めるから上の学校へ行かせてやりたい」と、僅かなお金を貯めて仕送りをしてもらったことなどですね。

彼はもともと優秀だったのでしょうが、本当によく勉強されたようです。私たち現代の大人や子供たちが見失っている手本のひとつがここにあるように思いました。

「税は1円たりとも納めたりなくてもいけない。1円たりとも納めすぎることもない」という信念が根幹にあり、中小企業の味方である飯塚税理士。

今の時代は簿記とコンピュータは切っても切れない関係となっていますが、この小説のモデルの飯塚毅氏はいち早くコンピュータを導入したTKCの創立者です。

また税理士法改正案の成立を阻む要因となり、税理士法の第1条に「中立」ではなく「独立性」の文言を入れることに尽力されたそうです。

裁判で無罪判決を勝ち取ったときに、ご主人をねぎらうために、奥さんのるな子さんが、薔薇の棘を抜いて冠をつくって、かぶせてあげるというあの「薔薇の冠」のシーンは、「ホント?素敵!!」というくらいの出来事ですね。夫婦愛の素晴らしさをえがいていますね。

るな子役の松坂慶子さんが、知的でしとやかながら(死語になっているような言葉ですが)、凛々しく夫を支える役を演じている。妻として女性として見習うべきものがあると感じるところがあり、世の女性は一見の価値があると思います。

また、ラストシーンである滝田 栄氏のドイツ語による講演のスピーチシーンがすばらしい。ニーチェの「人間的、余りに人間的」(Menschliches, Allzumenschliches, 1878)の中で彼が論じている人間の偉大さの定義の一つ「偉大とは人々に方向を与えることだ」など・・・たくさん哲学の引用をドイツ語で完璧なまでのスピーチをされている。

ドイツでの講演のシーンは、すごく集中が必要で、がさがさしていたら演じられない。それで、中西健二助監督が「静かに語るから、真剣に聞いてほしい」とドイツのエキストラ数百人にドイツ語で伝えてくれました。それで撮影が始まると、皆さんが心して聞いてくれているのがよくわかった。台詞が終わったときに、大半の方が涙を流して拍手して、スタンディングオーベーションです。とラジオで語っていらした。

私はそれを聞いたことが「不撓不屈」の映画を見てみたいと思ったきっかけでした。

「不撓不屈」は高杉 良氏の資料調べと熱意の賜物というべき作品なのでしょう。「不撓不屈=国家権力に抗した男」取材のため、高杉良氏はドイツ・ニュルンベルグへ飛んでいます。
小説の主人公である、大蔵省、検察に戦いを挑んだ男--飯塚毅

そのルーツを探るため、飯塚氏と親交が深いドイツ人経営者にもインタビューを敢行しています。国会議員等も実名で出てくるのが面白い。

飯塚税理士が存在して、高杉氏によりこの偉大な「不撓不屈」の小説が生まれ、そして映画を見ることができました。
何かすがすがしさを感じた日となりました。

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